発達障害の生徒さんも増えており、兼ねてから発達障害の知識はあるけど資格ってあるのかなと思っていたところ、児童発達支援士という民間資格があることを知り通信教育で受験して合格しました。
 資格の勉強範囲事態は発達障害の大まかな導入でサポートも一部分の知識だけで取得できるものでしたが、何も持っていないよりは安心して生徒さんが通えるところにしたいと思い、取得してみました。
 もう少し寄り添えるコミュニケーションサポーターの資格や、認定士の登録などを正式な資格証明書が届いたら、活動の幅を広げられるように頑張ろうと思います。

 生徒さんの中には様々な事情を抱えている子がいます。
 竹成音楽教室では、純粋にピアノが好きで通ってきている子、発達を促す目的に通っている子、音楽を好きになってほしいという親御さんの願いで通っている子など、目的や通う理由は十人十色。
 できるだけ生徒さんの要望にお応えできるように、テキスト選びやレッスンの内容、指導の仕方、先生の人格(笑)まで変えて指導しています。
 テキストは前回もお知らせで出したピアノアドベンチャーを取り入れたレッスン、主に低年齢の子たちはサウンドツリーシリーズからピアノアドベンチャーへの切り替えをしています。本の中身も面白そうで、専用のアプリがあったりして、楽譜の電子化など現代の生活スタイルにも合わせられるものになっています。

 また、今年から電子帳簿化の義務などで運営業務もIT化しており、個人事業主であってもしっかりとパソコンが使えないと運営出来ない状態になっております。
 竹成音楽教室も個人事業主の音楽教室ではありますが、今年もしっかりと確定申告をして、クリーンな音楽教室として2022年も頑張っていきます。
 ますます進む電子化に対応すべく、まずは楽譜の電子化や業務の電子化を急いで執り行っています。レッスンの中で使うテキスト楽譜は数年後には電子化するのではないかと思います。紙楽譜の良さもありますが、譜めくりの手間や本を探すことや、保管など従来の音楽教室は楽譜の棚がビッシリ……ですが、この棚を少しずつなくしたい。
 業務は帳簿が電子化して、手書き会計業務が領収書発行のみになり、楽になりました。進化する時代に取り残されないように、運営の方も日々勉強です。

 今回取得した児童発達支援士。
 発達障害についての大まかな知識が得られるものなのですが、発達障害の生徒さんの体験レッスンは年々増えています。グレーゾーンの子も多く、第三者の支援が必要か、親の支援だけで良いか、何とか自立生活は出来るかなど程度も様々です。
 サポートの仕方も、本人の性格によって変えないと二次障害に繋がると、私は考えています。
 特に低年齢の子は「自身の特性を知って気を付ける」という自立心が芽生えるまではフォローが必要で、考えて出来るようになるまでは繰り返し繰り返し……忍耐、忍耐、忍耐というフォロー側のフォローも必要です。
 介護疲れのように、発達障害を持つ本人だけではなくサポートする人をどうにかしてあげたいと常々思っています。巷で聞く児童虐待なども……虐待はダメだけど、育てにくい何か特性を持った子だったのかなとか、想像することがあります。
 特性を理解したところで、サポートできる余裕があるかどうかは、その人次第ではあるので資格を持っているから良い人格者とも限らない。どう生かしていくかが全て。ということで、今後も発達障害方面の勉強も少しずつ頑張ります。