竹成音楽教室の生徒さんが、四日市地区予選会で小学生1・2年生B部門で優秀賞を受賞いたしました。

ブルグミュラーコンクールは、ピティナ提携コンクールです。
ピアノの教本として日本ではピアノ学習者がバイエルの次に学ぶ学習本として選択されてきた古い歴史があります。私も学生時代に抜粋して数曲弾きました。
現代ではバイエル→ブルグミュラー25の練習曲……という流れはなくなったものの、ある程度ピアノの初級テキストを使い終わる頃にはブルグミュラー25の練習曲から、数曲弾きやすい曲を練習曲として学習することが多い印象です。

A部門は、はじめて挑戦したりする人向け、B部門は挑戦者向けということで、課題曲も全然違います。
A部門は大体教材曲が課題曲になるのでテクニックも今修得しているものから課題曲を選択して弾けますが、B部門はブルグミュラー25の練習曲から選択しなければなりません。なのでB部門の方が少し難しいコンクールになるのですが、今回はB部門に挑戦した生徒さんが頑張りました♪

小学校1年生でブルグミュラー25の練習曲を挑戦しようというのが、既に凄いと思っています。通常でもブルグミュラーを学習するのは高学年の子が多く、譜読みするのも結構大変。
レベルでいったら初級後半から中級に片足突っ込むところで、初級までに身につけたいテクニックや、指の独立、左右のバランスなどが重要になってきます。
生徒さんは年少さんから、うちに来て習っているのでピアノ歴も長いですが、教材曲はまだまだ初級テキストを使っていますが、教材曲の中でも表現力を重視してきたこともあって、コンクールでも持ち前の世界観でしっかりと弾き切ることができました。

スポンジのように吸収が早く上達もメキメキで毎週の成長が楽しみでした。
今度は東海ファイナルへ参加するので、今回の評価も参考にしながらファイナルへ向けてのブラッシュアップをしたいですね。